複数のセルに入力された文字列を一つのセルに結合することができます。
結合するセルを選択した後、データ-文字列を結合をクリックすると、セル内の文字列が一つに結合されます。セルは結合されず、複数のセルに入力された文字列のみ指定した向きを基準に、一つのセルに結合されます。
文字列を結合する
- 文字列を結合するセルを選択した後、データ-文字列を結合を実行します。
- 文字列を結合ダイアログボックスが表示されたら、向きで左に結合を選択します。
- 区切り記号でコンマを選択した後、OKボタンをクリックします。
- 選択したセルに入力された文字列が、一番左にある一つのセルに結合されます。このとき、各文字列はコンマ(,)で区分されます。
詳細情報
文字列を結合ダイアログボックス
向き
テキストを結合する向きを指定します。左に結合と上に結合を同時に選択する場合、文字列を一番左の列に結合した後、一番上の行に結合します。
- 左に結合
一つの行に含まれた複数のセルを選択する場合、セル内の文字列を一番左のセルに結合します。
- 上に結合
一つの列に含まれた複数のセルを選択する場合、セル内の文字列を一番上のセルに結合します。 左に結合と上に結合を同時に選択する場合、選択範囲内の一行目の文字列を一番左のセルに結合した後、二行目の文字列を一番左に結合し、選択範囲内の一行目の一番左のセルに続けて結合します。つまり、一行ずつ文字列を一番左に結合してから、上のセルに結合するので、選択範囲の左上にあるセルにすべての文字列を結合することになります。
区切り記号
文字列を結合するとき、セル内で各文字列を区分する基準を指定します。
- なし
区切り記号を指定しません。
- スペース
結合するとき、空白で文字列を区分します。
- タブ
結合するとき、タブで文字列を区分します。
- コンマ
結合するとき、コンマ(,)で文字列を区分します。
- カスタム(1)
結合するとき、直接入力した記号と数字、文字で文字列を区分します。最大1文字まで指定することができます。
- カスタム(2)
結合するとき、直接入力した記号と数字、文字で文字列を区分します。長い文章の形で区切り記号を指定することができます。
参考
数式が適用されたセルの文字列を結合する
数式が適用されたセル範囲を含めて文字列を結合すると、数式の計算値の代わりに、セルに使用された数式を文字列に変換して結合します。
例えば、A1とA2セルにそれぞれ数字1と2が入力されており、A3セルにSUM関数を使用して2つのセルの合計を求める数式が適用されている場合、(例:=SUM(A1:A2)) A1~A3のセル範囲の文字列をコンマで結合すると、結果は「1,2,=SUM(A1:A2)」になります。