数式を入力するときに参照する範囲に定義済み名前を使用する機能です。繰り返し参照する範囲に名前を定義しておけば、数式で参照する範囲を簡単に定義することができます。
適用方法
定義済み名前を数式で使用する
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ワークシートに次のようにデータを入力します。
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[B1:D5]範囲を選択した後、数式-名前-選択範囲から作成を実行します。
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選択範囲から作成ダイアログボックスが表示されたら、先頭行を選択した後にOKボタンをクリックします。
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B6セルにカーソルを置いた後、数式-名前-数式で使用から「Banana」を選択します。
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B6セルに「Banana」が挿入されたら「=sum(Banana)」のように入力します。販売量と定義した名前に含まれたセルの値の合計がB6セルに入力されます。
詳細情報
名前の貼り付けダイアログボックス
数式-名前-数式で使用のサブメニューから名前の貼り付けを選択すると、名前の貼り付けダイアログボックスが表示されます。
名前の貼り付け一覧
現在ワークシートで定義した名前がすべて表示されます。一覧では、定義済み名前の名前および参照範囲を確認することができます。
一覧から特定の名前を選択した後にOKをクリックすると、数式の形で定義済み名前が貼り付けられます。
貼り付けボタン
一覧に登録されたすべての名前を選択したセルの下へ貼り付けます。入力される内容は、定義済み名前とその名前の参照範囲です。
参考
セルに直接入力する
定義済み名前を覚えている場合、数式に定義済み名前を直接入力すると便利です。「Banana」という名前が定義されている場合、「=SUM(Ba)」と入力すると、次のように定義済み名前の一覧が表示されます。
表示される一覧から「Banana」を選択すると、数式に入力されます。