この文書では、Online Office v2.5.0の最新アップデート内容をご確認いただけます。
共通機能
-
ReactベースのUIフレームワーク適用
- 最新技術トレンドを反映したReactライブラリを採用。
- UIイベントの処理を共通フレームワークで一元化。
-
統合アダプターインターフェースの強化
- WOPI(Web Application Open Platform Interface Protocol)標準をサポート。
- インストーラーやコンテナにNsLocalアダプターを含む。
-
製品名、アプリ名、ロゴ画像の変更
-
韓国語製品名を統一
-
多言語アプリ名の変更:「Cell」→「Spreadsheet」、「Show」→「Presentation」。
- デフォルトロゴ画像を更新。
-
-
ホワイトラベルサービスのサポート(有料オプション)
- ブランドアイデンティティをカスタマイズする機能を追加。
- 製品名、アプリ名、ロゴ画像、ファビコンの個別設定を提供。
- タイトルバー上部領域の表示/非表示条件と方法を変更。
* この変更は既存の設定に影響を与える可能性があります。
-
UI/UXおよび使いやすさの改善
- チャットと共同作業ユーザーリストをタスクペイン領域に移動。
- ドロップメニュー内のダイアログオプション表示の「...」インジケーターを削除。
- ツールチップ表示のパフォーマンスを改善。
- タイトルバーメニューからすべての機能にアクセス可能に。
- 協業編集時のチャートタスクペインの使いやすさを向上。
- 重複するメニュー項目を整理。
-
- 日本語ヘルプコンテンツを追加。
-
フェイルオーバーサーバー向けの無停止デプロイメントをサポート
-
Pythonバージョンを3.6.8から3.9.20にアップグレード
-
Redisサーバーを6.2.14から6.2.16にアップグレード
Online Word Processor
- 目次の点線レンダリング(タブリーダー属性のサポート)
-
ダイアログ機能の改善
- ハイパーリンクダイアログで表示テキストの編集をサポート。
- 多言語環境を考慮したページ設定ダイアログUIを改善。
Online Spreadsheet
-
ダブルクリックによる数式の自動入力機能を追加
- フィルハンドルをダブルクリックして、データがある範囲まで数式を自動入力。
-
ハイパーリンク対象の行/列参照を改善
- 行/列参照を指定できる機能を追加。
- 相対参照および絶対参照形式をサポート。
-
行/列のドラッグ選択を改善
- 隠れている末尾の行や列をドラッグ選択できない問題を修正。
- ドラッグ選択時に選択された行/列の数を名前ボックスに表示する機能を追加。
-
結合セル範囲のフォーマット仕様と互換性を更新
-
変更なしで編集モードを終了した場合、編集アクションとして扱わないよう改善
-
コンテキスト名の変更: webCalc → webCell
- コンテキスト名をプロジェクト名に合わせて変更。
- vhost.confファイル内のwebCalc参照をすべてwebCellに更新。
* この変更により既存の設定を更新する必要があります。
-
クライアント側計算エンジン(検証、条件付き書式)
- 検証および条件付き書式の対象に新しいクライアント側計算エンジンを適用。
- IFS、MAXIFS、MINIFS関数を追加。
- 数式に絶対行/列参照を入力可能に改善。
- 条件付き書式で切り取り/貼り付け時の数式処理を改善。
Online Presentation
-
スライドサムネイルの折りたたみ/展開機能を追加
-
ヘッダー/フッター用の日本式日付/時刻フォーマットを追加
- 日本式の日付および時刻フォーマットをサポート。
- グレゴリオ暦の10種類の日付/時刻フォーマットと、日本の元号3種類のフォーマットを追加。
-
共同編集時のカーソルUIを改善
-
フォント埋め込みドキュメントを開く際のシナリオを改善
事前確認チェックリスト
-
タイトルバー上部領域の表示/非表示条件および方法の変更
- 上部領域の非表示条件: Paid White Labelライセンス(.tfl)またはレガシーライセンス(.dat)が必要。
- 上部領域の非表示方法: Custom XML → オフィス管理者ページ。
- 下部領域の非表示方法: Custom XML構成を引き続き使用可能。ただし、該当領域が下部領域であることを明示的に定義する必要があります。
-
例)
<titleBar>
<panel name=”bottom_title” delete=”true”>
</titleBar>
-
Spreadsheetコンテキストの変更
- Apache httpdのvhost.confファイル内のすべてのwebCalc参照をwebCellに更新する必要があります。