Online Office v2.4.0の制約事項を記述します。
概要
「協業状況」とは、1つの文書が2つ以上のブラウザータブで開かれた状態を意味します。
制約事項
共通
- 1. 開くことができる文書の最大サイズです。
- Word Processor: 50MB
- Spreadsheet: 60 MB
- Presentation: 200 MB
- 2. 書き込みパスワードが設定された文書は、読み取り専用で開かれます。(読み取りパスワードが設定された文書は、開くことができます)
Word Processor
- 協業状況では、グラフの追加・編集ができないため、グラフ機能が無効になります。
- 協業状況では、表のセルの結合・結合解除が無効になります。
- 表の行と列の最大値は、34行と17列です。ただし、 最大値を超える表が含まれた文書を開くことはできます。
- データ(文字列)の長さが100,500を超えると、貼り付けできません。(1 Byteの文字数が約20,000個を超える場合、貼り付けできません)
- グラフのオブジェクトは、コピーや切り取りできません。
- Word外部でテキストと画像を一緒に選択して貼り付けると、テキストのみ貼り付けられます。
Spreadsheet
- 保存するときに損失されるプロパティを含む文書は、読み取り専用で開かれます。
- 数式の数が30,000個を超える文書は、読み取り専用で開かれます。
- 再計算の数式の数が8,000個を超える文書は、読み取り専用で開かれます。
- コピーするセルの数が10,000個を超えると、コピーできません。
- 貼り付けるセルの数が5,000個を超えると、貼り付けできません。
- データ(文字列)の長さが1,000,000を超えると、貼り付けできません。
- 一度に自動フィルするセルの数が5,000個を超えることはできません。
- 一度に配置する行の数が200,000個を超えることはできません。
- ピボットテーブルを作成するとき、ソースデータが500個のセルを超えることはできません。
- ピボットテーブルを編集するとき、ピボットテーブルの範囲が500個のセルを超えることはできません。
- 許容できる列の最大値は、520列(SZ列)です。列の数が520列(SZ列)を超える文書を開くと、520列(SZ列)まで見ることができます。
Presentation
- スライドの数が300個を超える文書は開くことができません。
- 貼り付けるHTMLのサイズが245KBを超えると、貼り付けできません。
- 別のPresentation文書のスライドは、貼り付けできません。
- Presentation外部のプログラムのスライドを貼り付けると、画像として貼り付けられます。
- 日付および時間形式を含むテキストボックスは、編集できません。
- 協業状況では、グラフの追加・編集ができないため、グラフ機能が無効になります。
- グラフのオブジェクトは、コピーや切り取り、複製できません。
- フォントを埋め込んで保存する機能は提供していません。フォントを埋め込んで保存した文書を編集して保存すると、埋め込んだフォントは除去されます。(フォントライセンスの約款を判断することができないため、対応していません)フォントを埋め込んで保存した文書を開くと、次のようなメッセージが表示され、編集または読み取り専用で開かれます。
- 9. スライドショーを終了するとき、インク注釈は保持することができません。